フランクロイドライトの日本の建築作品|旧帝国ホテルの場所と現在地や材料の大谷石産地を調査

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あなたは、建築家のフランク・ロイド・ライトをご存知でしょうか?

フランク・ロイド・ライト自体は知らないという方もいらっしゃるでしょうが、彼が設計した建築物を知らないという方は、まず、いないはずです。

アメリカ・ペンシルバニア州にある落水荘(カウフマン邸)をはじめ、ニューヨークのグッゲンハイム美術館など、世界的に有名な建築物を数多く手掛けました。

↓落水荘

↓グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)

さらに日本においても、フランク・ロイド・ライトの代表的な作品としては、あの帝国ホテルの前身である旧帝国ホテルがあったからなのですね。

そこで、ここでは、フランク・ロイド・ライトが手がけた日本の建築作品を見ていきたいと思います。

とくに有名な旧帝国ホテルの場所、そして現在地はどうなっていたのでしょうか。

また、旧帝国ホテルの材料である大谷石の産地についても、調べてみました。

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もくじ

1.フランクロイドライトの経歴

フランク・ロイド・ライトは、アメリカ・ウィスコンシン州の出身です。

ウィスコンシン大学マディソン校を中退したフランク・ロイド・ライトは、建築家のジョセフ・ライマン・シルスビーさんのもとで修業し、その後、ダンクマール・アドラーさんとルイス・サリヴァンさんの共同事務所に勤務することになりました。

ここでは高く仕事を評価され、多くの住宅の設計を担当していき、1893年、独立をはたします。

以後、フランク・ロイド・ライトは、1910年に至るまで、約200件にも及ぶ設計を担当していき、活躍。

そのスタイルは、プレイリースタイルとして、評価されていくようになりました。

アメリカでは、ヨーロッパの建築の影響が大きかったため、このフランク・ロイド・ライトの試みは、画期的なものだったのです。

このように、建築家としては一流だった、フランク・ロイド・ライト。

一方、プライベートはかなり複雑で、結婚し、子供もいたものの、不倫に走って、1909年、とうとう、事務所も家庭も捨てたうえで、駆け落ちしてしまったのでした。

しかも、その後、放火されたうえに、不倫相手や、不倫相手との子供を殺されるという、ショッキングすぎる事件に見舞われます。

まるでドラマの愛憎劇のような展開だけに、信じられませんよね。

そして、そんな、あまりにも大変な状況のなか、フランク・ロイド・ライトは、日本の旧帝国ホテルを手掛けることになったというわけでした。

そしてフランク・ロイド・ライトは、195949日、91歳でその生涯に幕を下ろしています。

ライトの生涯を映像資料等をふんだんに取り入れたドキュメンタリーとして見ることができます。

フランク・ロイド・ライトは、にわかには信じられないくらい、波乱万丈すぎる人生を送っていたのですね。

続いては、そんなフランク・ロイド・ライトの、日本における建築作品を確認していきましょう。

2.フランクロイドライトの日本の建築作品

フランク・ロイド・ライトの日本国内の建築作品は、実にたくさんありました。

1917年には、東京都世田谷区の旧林愛作邸。

1923年には、東京都千代田区の旧帝国ホテル、兵庫県芦屋市の旧山邑邸。

1926年には、東京都豊島区の自由学園明日館(みょうにちかん)を建築していたのですね。

なお、これらは2020年現在では、旧林愛作邸は、電通八星苑。

旧帝国ホテルは、くわしくは後述しますが、よそへ移設。

旧山邑邸は、ヨドコウ迎賓館、となっています。

興味がある方はぜひ、探訪してみてはいかがでしょうか。

3.フランクロイドライトの旧帝国ホテルの場所と現在地

これまでにもご紹介してきたとおり、フランク・ロイド・ライトの作品のなかでも、とくに有名なものとなっていた、旧帝国ホテル。

そんな旧帝国ホテルの場所は、東京都千代田区内幸町1-1-1です。

フランク・ロイド・ライトの手がけた旧帝国ホテルとは、ライト館でした。

ライト館は、1923年に竣工しましたが、1968年には、新本館建設のために解体されることに。

しかし、これで終わりというわけではありませんでした。

先述のとおり、ライト館は、よそに移設されることになったのですね。

それでは、ライト館が移設されたのは、どこだったのでしょうか。

それは実に意外なところで、有名な観光スポットである、博物館明治村なのでした。

博物館明治村は、愛知県犬山市字内山1に位置しています。

大谷石をふんだんに使い、非常に重厚な作りですが、高さが低く抑えられていて、訪れた者を落ち着いた気持ちにさせます。

こちらもぜひ、訪ねてみたいですね。

4.フランクロイドライトの旧帝国ホテルの材料の大谷石産地を調査

さて、フランク・ロイド・ライトが手がけた旧帝国ホテルといえば、材料も見逃せません。

旧帝国ホテルの材料とは、ずばり、大谷石というもの。

そこで、あれだけ美しい旧帝国ホテルのもとになった大谷石の産地も気になりますね。

大谷石は、栃木県宇都宮市にある大谷町で採掘されていました。

てっきり、旧帝国ホテルが建てられた東京都内かと思ってしまいますが、これは意外ですね。

建築材料として貴重な大谷石。

栃木県ではフランク・ロイド・ライトが手掛けた帝国ホテルに使用されたということで、大谷石の産地として古くからライトに影響された建築家がいました。

安美賀(やす みよし)さんという方で、彼が設計士た旧宇都宮商工会議所はまさにフランク・ロイド・ライトの思想をそのまま表現したようなデザイン。

現在は栃木県中央公園内に移築されています。

ぜひ一度は訪れてみたいですね。

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フランク・ロイド・ライトは、とにかく偉大な建築家でした。

プライベートは過激な感じでしたけどね。

余裕がある方は、ぜひ、彼が国内で手掛けた建築作品、旧帝国ホテルの一部がある博物館明治村をご覧になってみてください。

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